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2010
01.24

本物の知を学びたい

Category: 学び
昨日は、前から楽しみにしていたセミナーを受講してきました。

大槻真一郎先生と鏡リュウジ氏のジョイントセミナー
「緑のオーラと健康の医術(=錬金術)」(大槻真一郎)
「星とハーブ-そのつながりをめぐって」(鏡リュウジ)

哲学・宗教・神話に精通されているお二方のセミナーです。
私、大槻先生のお書きになる文章のファンで、いつもしみじみときれいな日本語だなーと思って読んでいるのです。
ずっと講演を聞きたいと思っていたのですが、あいにくこれまで機会に恵まれず。
なので今回はもう飛びついていち早く申し込み、ずっと楽しみにしていました。

ところで、アロマセラピ-や自然療法の根底には「ホリスティック」「Body Mind Sprit」の概念があります。
アロマを学ぶと最初に出てきますが、この概念を理解するには西洋の哲学や宗教のベーシックな知識がないと難しい。

「ホリスティック」=「全体的」
「Body Mind Spirit」=「身体と心と精神(魂)」
とアロマのテキストには直訳で出てきて文字通りの説明がなされますが、はたして本当にその意味が理解できているのかかねてから自分でも気になっていて。

西洋の世界観を理解しないと本当には理解できないし、そのためには古代哲学、ギリシア・ローマ神話、キリスト教etcの基礎知識が必要なのではないでしょうか。
以前「人文系の知識を学びたい」と書いたのはそういうわけなのです。

例えば。
鏡リュウジ氏の講演の中でボッティチェリの絵「春(La Primavera)」の解釈のお話が出ました。
西風の神がニンフに息を吹きかけ(=地中海に西風が吹く)、それによりニンフが花の女神フローラに変わり、花が咲き乱れ春が訪れる。
この、神が吹きかける息=地中海の西風のことをSpiritusといい、英語のSpiritの語源である。

このお話を聞いて、はたと考えました。
英語の「Spirit」とは神が人間に吹き込んだ息のこと?人間は身体=Bodyと心=Mindだけではなく神から吹き込まれた息=Spiritが要素としてあるということ?
なんか、人の形をした器に神の息が吹き込まれ人間となるというイメージです。うーん、なんかRPGのやり過ぎみたいな発想になってきました。
いずれにしても、「Spirit」には神から与えられたものという概念が含まれると思ったのです。

日本の感覚だと魂や精神って「神から与えられたもの」とは考えにくい。
自らが宿しているもののようなイメージです。
となると、はたして「Spirit」を単純に「精神」「魂」と訳すだけでいいのでしょうか…?

これは一例ですしわたしの妄想も多分に入ってますが、このように西洋の宗教観・世界観が日本のそれと違っているために、ただ訳語に置き換えてもその意味するところは本当に理解することはできないと思うのです。

大槻先生のお話の「緑のオーラ」も、「オーラ」の元々の語源を解説いただくことで、その意味するところが理解できます。

このように、本物の知識をお持ちの方から本物を学びたい。
そうすればおのずとインチキはインチキと見極められるはずです。

まだまだこれからですが、自分の興味と好奇心のおもむくままに探求していこうと思っています。
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dot 2010.01.28 20:13 | 編集
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